柚子胡椒に胡椒が入っていない理由とは?「胡椒」は唐辛子のことだった!
「柚子胡椒って胡椒が入っているんじゃないの?」と思ったことはありませんか?
実は、一般的な柚子胡椒には黒胡椒や白胡椒は入っていません。
それなのに「胡椒」と呼ばれるのには、九州に伝わる昔の言葉が関係しています。この記事では、柚子胡椒の名前の由来や原材料についてわかりやすく解説します。
柚子胡椒に胡椒が入っていない理由
柚子胡椒に胡椒が入っていない理由は、九州地方の一部では昔、唐辛子を「胡椒(こしょう)」と呼ぶ習慣があったためとされています。
そのため、柚子の皮と唐辛子、塩で作られる調味料が「柚子胡椒」と名付けられました。
現在一般的な柚子胡椒には、黒胡椒や白胡椒はほとんど使われていません。
柚子胡椒の原材料は?
一般的な柚子胡椒の原材料はとてもシンプルです。
- 柚子の皮
- 青唐辛子または赤唐辛子
- 塩
メーカーによって多少違いはありますが、多くの商品はこの3つが基本です。
つまり、黒胡椒や白胡椒は使われていません。
なぜ「胡椒」という名前が残ったの?
黒胡椒はもともと海外から輸入される高価な香辛料でした。
一方、九州では唐辛子の栽培が盛んで、日常的に使われる辛味調味料でした。
そのため、地域によっては唐辛子を「胡椒」と呼ぶ習慣が定着し、その名前が現在まで受け継がれています。
柚子胡椒は大分県や福岡県を中心に親しまれ、現在では全国区の調味料になりましたが、名前だけは昔の呼び方がそのまま残っているというわけです。
青い柚子胡椒と赤い柚子胡椒の違い
スーパーでは緑色と赤色の柚子胡椒を見かけることがあります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 青柚子胡椒 | 青柚子と青唐辛子を使用。爽やかな香りとシャープな辛味。 |
| 赤柚子胡椒 | 赤唐辛子を使用。コクがあり、ややまろやかな辛味。 |
どちらも「胡椒」という名前ですが、黒胡椒は使われていません。
よくある質問
柚子胡椒に黒胡椒は入っていますか?
一般的な商品には入っていません。原材料は柚子の皮・唐辛子・塩が基本です。
柚子胡椒は辛いですか?
はい。辛味の正体は黒胡椒ではなく唐辛子です。少量でもしっかり辛味が感じられます。
柚子胡椒はどんな料理に合いますか?
鍋料理、焼き鳥、うどん、そば、餃子、ステーキ、パスタなど幅広い料理のアクセントとして使えます。
まとめ
柚子胡椒に胡椒が入っていないのは、九州では昔「胡椒」が唐辛子を意味することがあったためです。
現在の柚子胡椒は、柚子の皮・唐辛子・塩を基本に作られており、黒胡椒はほとんど使われていません。
普段何気なく使っている調味料も、名前の由来を知るとさらに面白く感じられますね。
参考文献
- 農林水産省「うちの郷土料理(大分県・柚子こしょう)」
- 一般財団法人 日本食品分析センター(香辛料・食品に関する資料)
- 大分県・福岡県の特産品紹介資料


